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ふらふらしながら、主にWebとVR技術のこと、映画の感想、体験したサービス、気になったことなどに関してゆるく書いていきます。

庵野さん監督『シン・ゴジラ』作品の感想と考察。(ネタバレ注意)【映画】

映画

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(写真:http://www.shin-godzilla.jp/index.html

 

公開日から2ヶ月近く経ってますが、今更シン・ゴジラ観てきました!

この時期になると、さすがに混んでなくて快適に見れるかな...。とおもったら超満員でした!リピーターが多いんですかね。

 

 

今回は映画を観る前に、ニュースで事前情報を豊富に仕入れていたので

 

・陸海空軍 / 政府のゴジラへの対応方法(石破さんのコメントより)

「なぜ、自衛隊に防衛出動が下されるのか」 石破茂・元防衛相が「シン・ゴジラ」シナリオに物申す : J-CASTニュース

 

・映像の特徴(iPadなどでも撮影していたという情報より)

『シン・ゴジラ』舞台裏を支えたのはiPoneとiPad? 監督が明かす:Buzzfeed 

 

・キャストの多さ(映画好きの父の情報より)

 

などに注目して観ることにしました!

 

 

 

映画の特徴

 

撮影方法:様々なアングル・視点の動き

 この映画の特徴として、撮影方法が独特というところがあるなと思いました。

ゴジラが出現して、街が崩壊している状況で政府が対応に追われている様子を描く時は、映像のピントを合わせず、画面の切り替えを早く行ったり、画面をわざと揺らしている。演者の話す速度も平均的に速いですね。

逆に、カヨコ(石原さとみ)が落ち着いて話をする場面では画面が固定されて、しっかりと会話の間を取っていました。

 

他にも、総理が決断を迫られて各省庁から意見を求められている様子や、矢口プランを考案してい場面で、ゴジラの遺伝子配列を示すパソコンのウィンドウ越しに演者の様子を写したりと、様々なアングルがあって映像に引き込まれました。

 

それぞれのアングルにどんな意味があったのかとか気になります。

 

キャスト・撮影協力の豊富さ

 庵野さんの人脈がすごいのか、東宝の力の入れようがすごいのか原因はわかりませんが、巻き込んでいるキャストの豊富さがすごい。

石原さとみ竹野内豊長谷川博己をはじめとして、ちょい役でも有名俳優が出演していて、JR、自衛隊、その他企業など本当に多くの撮影協力があって成り立っている映画でしたね。

 

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(写真:http://www.shin-godzilla.jp/index.html

 

こちらがキャスト一覧。知っている俳優女優さん探すとちょっと面白い。笑

前田敦子とかどこに出てたの!見逃した!

 

リアルさ(現実)の追求

 政府が「未確認巨大生物」にどのように対処するのか。その際の意思決定経路・方法はどうなっているのか。日本が危機に直面した際の”彼の国”の動きはどのようなものなのか。などなど。

「現実と虚構」というサブタイトルが示すように、ゴジラという虚構を引き立てるために、現実を可能な限り現実として再現しています。

 

新しい立場の人が出てくるたびに、その役人の肩書きが表示され、兵器などの名前も

逐一表示されていましたね。

 

 

政府の意思決定の難しさや、日米の関係性など、もっと深く知りたいと感じさせる描写になっていたと思います。

 

 

 

映画の感想と考察

 

 

ラストシーン。何を意味しているのか?

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(写真:http://blogs.yahoo.co.jp/hafnersteig_7/GALLERY/show_image.html?id=70709904&no=28

 ラストシーンでなぜ「人間の成れの果て」のようなものが尻尾から出ていたのか?

考えてみましたが、全く分かりませんでした。笑

 

徹底考察:『シンゴジラ』のラスト、最後の尻尾の骨から人間が出てくるシーンの解釈は?

 

こちらの考察がおもしろいですね。「牧教授説」「人間取り込み説」などあるようですが、観客に考察の余地を残しているところがいいですね。

 

僕は、「人間の成れの果て出てきて、気持ち悪っ!!」ていう印象だけ受けました。

 

 

 

『戦後』と『震災後』のスクラップ & ビルド

 

 終盤のシーンでスクラップアンドビルドだ。この国はそうやって立ち上がってきた。ここから新しい政府を創る。」と赤坂(竹ノ内豊)が力強い言葉を口にしますが、①「現実:敗戦の破壊」と「虚構:今回のゴジラ襲来の破壊」

②「現実:戦後の日本の爆発的な経済成長による富の創造」と「虚構:ゴジラ襲来後の新政権の創造・日本の復興」

③「現実:震災や原発事故による破壊」と「虚構:新たなゴジラ(ラストシーン)による破壊」

 と、破壊と創造を繰り返し続ける人間のあり方が描かれているような気がしました。

 

創造と破壊の象徴として「ゴジラ」が描かれているのなら、1954年当初の初期から徐々にゴジラが巨大に凶悪になっていることが、徐々に人間の破壊が大きくなっていることが反映されているんでしょうか。

 

 

 

いろいろと考えさせられる作品で、観てよかったです!!

続編あればいいなぁ。