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ふらふらしながら、主にWebとVR技術のこと、映画の感想、体験したサービス、気になったことなどに関してゆるく書いていきます。

知られざる真実を描いた『ハドソン川の奇跡』作品の感想と考察。(ネタバレ注意)【映画】

映画

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(写真:http://wwws.warnerbros.co.jp/hudson-kiseki/

興行収入600億円を叩き出した『アメリカン・スナイパー』に続くクリント・イーストウッド監督の作品。実話をもとに描枯れた作品ハドソン川の奇跡を観てきました!

 

上映時間90分と短いながらも充実した作品でした!満足。

 

 

wwws.warnerbros.co.jp

 

こちらが公式サイトです。

 

 

 

映画のあらすじ

 

(以下、ネタバレ含みます!)

 

飛行機が街中に突っ込む衝撃的な映像から始まる 同作品。

世間では「英雄」として称えられている『奇跡』を起こしたサリー機長が、「空港に引き返せたのに、川への不時着を選択し、乗客を危険にさらした。」として糾弾されてしまいます。

 

調査委員会のコンピュータ試算によると、間違いなく近くの空港に引き返せたという結果が出てしまい、サリー機長は飛行機を墜落させてしまう錯覚を覚えてしまったり、ニュースで自分が糾弾されているかのような気持ちに陥ってしまう。

 

しかし、最終的には「人為的な原因」を計算に入れていなかったシミュレーションの間違いが証明され、サリー機長は奇跡を起こした正真正銘の英雄であることが認められる。

 

エンドロール前の最後のシーンでは、サリー機長本人と奥さんが、当時の乗客と一緒に映し出されます。トム・ハンクスとサリー機長の風貌がそっくりで驚きました。

 

一貫して、物語の中心人物であるサリー機長の心情・葛藤が描かれ、心理的に追い込まれていく中で、自分の判断・成し遂げたことが間違いであったかもしれないと思い込んでしまう様などが見事に描かれていました。

 

 

ハドソン川の奇跡」とは?

 

同作品では、ハドソン川の奇跡が描かれていますが 

そもそも、ハドソン川の奇跡とは…

 

2009年1月15日、USエアウェイズ1549便は、ラガーディア空港を離陸、上昇中にカナダガンの群れに衝突。両エンジンが破壊されマンハッタン島西側のハドソン川に緊急着水した。事故発生から不時着までわずか208秒、乗務員乗客155名全員が助かったことから「ハドソン川の奇跡」と呼ばれた。SNSが浸透し始めた時期でもあり、当時の様子はリアルタイムで全世界に拡散。各メディアでも大々的に報道され、冷静かつ的確な判断を下した機長は、国民的英雄として賞賛された。

(引用:http://wwws.warnerbros.co.jp/hudson-kiseki/

 

バードストライク(鳥がエンジンに巻き込まれてしまう現象)が両エンジンに発生するという最悪の状況に対して、管制塔の「近くの空港に着陸指示」を振り切って、冷静かつ瞬時に着水を選ぶという判断。凄すぎます。

 

結果的に乗客全員は助かったにもかかわらず、容疑者扱いされてしまうとは残酷なものです…。

 

(参照:https://www.youtube.com/watch?v=no-7d_J-nw4

 

こちらが当時のニュースの映像。

当然ニュースでも好意的に報道されていますね。

 

 

 

映画の特徴・感想

 

とことん真実を追求している

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(写真:http://news.aol.jp/2016/09/23/hudson_eastwood/

 

ー最新作に『ハドソン川の奇跡』を選んだ理由は?

監督)この事故の真実を描きたいと思ったんだ。だから私はサリー元機長に会いにいった。彼は当時の気持ちを順を追って説明してくれた。

次々に起きるさまざまな問題をどのように解決していったのか…。そこにどのような葛藤があったのか…。この事故の真実をリアルに作ってみんなに知って欲しかったんだ。

(引用:https://www.youtube.com/watch?v=XpPNttPyEzI

 

 クリント・イーストウッド監督の発言からもわかるように、世間に知られていなかった「ハドソン川の奇跡」のその後の真実が忠実に再現されていますようです。

 

 

ニュースで描かれていた印象とのギャップ

 当時は「奇跡を起こした英雄」とされ、世界中で好意的に報道されていた サリー機長ですが、映画の中のサリー機長(トム・ハンクス)は自身の無実が証明されるまで、(人気報道番組の時を除いて)一度たりとも笑顔を見せません。

 

バーでマスターとお客さんが「あなたは英雄だ!」と、乾杯をしてくれても終始渋い表情のまま。常に悩ましい表情と自身の行ったことへの不信感が離れません。

 

であるからこそ、最後の無実の証明が果たされた時の笑顔がとても印象的に映ります。調査委員会の最終質問に対してのアーロン副操縦士の返しも秀逸でした。笑

 

 

(番外編)トム・ハンクス、プロモーションで来日

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 映画のプロモーションのために来日したトム・ハンクス。当時、USエアウェイズに乗っていた日本人2人とも出会うことができたようです。2人の作品視聴後の感想がこちら。

 

同作を見た出口さんは「一番びっくりしたのは、命を救ってくれた機長が容疑者扱いされていたことを知ったこと」といい、滝川さんは「中身がすごくリアル。実際に体験した者から見ても、事実を忠実に再現されているなと思いました」と、驚いていた。

 (引用:http://news.mynavi.jp/news/2016/09/16/566/

 

実際に飛行機に乗っていた人達ですら、機長サリーさんが事件後容疑者扱いされてしまっていたことは知られていなかったようですね。

 

 

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(写真:http://togetter.com/li/1025968

 

その後、ジャパニーズおじさん達との写真がツイッターにアップされてましたね。笑

 

 

 すでにアカデミー賞にノミネートされているかもと噂の今作品。

 

ぜひトム・ハンクスを劇場で!