ふらふら。なう

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渋谷で働くサーバーサイドエンジニアのふらふらメモ

秋葉原でVR体験! ”JapanVR Fest.”行ってきた【VR, 体験レポ】

VRガチ勢の開発したVRアプリが体験できるということで、2月25日(土)に秋葉原で開催されるJapanVR Fest.に行ってきました!

 

アイデアや世界観の作り込みがスゴイ作品も多く、楽しめました!

VR作品の体験レポと、その感想を書いておきます!

 

 

JapanVR Fest. とは

 

Oculus FestivalというNPO法人を前進とする団体が開催するイベント。

 

我々はヘッドマウントディスプレイが「紙」「ラジオ」「テレビ」の次に来る新しい文化になると信じ、活動しております。

(引用:「JapanVR Fest.」HPより http://jvr-fest.com/2014/10/610/) 

 

VRが大衆文化になればよいですね。個人的にはARの方が大衆化しやすい(実生活に浸透しやすい)と思いますが!

 

いざ、JapanVR Fest.へ!

 

秋葉原駅から会場のベルサール秋葉原に向かうと...

 

f:id:furafura-nau:20170226093743j:plainレゴプラレール8911

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1階のオープンスペースでは、”アキバ大好き!祭り”という催しがされていました!

 

上の写真の気になる建造物は、ぺたぞうという方の一畳プラレールという作品のようです。圧巻です...!

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そして、今回の目的地2階へ

 

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お手製感のあるパネルに案内され、2階へ!

 

 

 

JapanVR Fest. 出展作品体験!

 

 

会場では45作品ものVR作品が出展されていました!

15作品くらい体験させてもらいましたが、その中でも面白かったのを紹介します!

 

Spider Racer | 伊藤周さん

 

まずは、Spider Racerという作品。

 

ビルにレーザーを合わせてビュンビュン加速して、ゴールを目指すゲームです。

気分はスパイダーマン。上から下に飛ぶ時は加速し、左右に曲がる時はどちらか一方にレーザーを合わせ続けて曲がったりと、慣性が表現されていてとっても没入感がありました!

 

個人プレイでしたが、何人かとレース勝負できれば楽しいですね!

あと、町並みが世界中の実際の街だったらさらに楽しい。

 

お話を伺うと、「制作?1人でしたよ。」と言っていました...。

こんなの1人で創れたら楽しいだろうなぁ。

 

 

BLAST☓BLAST | 積木製作

 

お次は、東京ゲームショウ2016でも出展されていたBLAST☓BLAST。

機械に乗り込んで、ハイテク都市で敵を撃退していくゲーム。 剣と銃を片手ずつ選択できます。

 

このゲーム、なにがスゴイって椅子がゲームの動きに連動して動くんですね!

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(写真:「SIMVR」のHPより http://simvr01.com/

 

ゲームの中で急降下したり、強力な銃を打ったりすると、それに連動して椅子が動くので、めちゃめちゃ臨場感があります!!

 

僕は剣の2刀流で挑み、Sランクを出すことができました!

(他の体験者の方はBランクとかでした。)

体験スタッフのお兄さんに褒められました。あざます。

 

これはゲーセンに置いてあったら1回500円とかでもやりたい作品です!

 

 

COBIT | VR草の者

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次にCOBIT。これは2人で対戦できるゲーム。

 

 

VRゲームの大半はHMD(ヘッドマウントディスプレイ)付けている人と付けていない人で温度感が全然違うものになってしまいますが、これは側で見ている時も口出しをして楽しむことができます。

 

小人がかわいいのもよいですね。フォルムといい動き方といい可愛らしさの表現がさすがです。

 

 

Walk & Run | ship of EYLN VR

 

最後は、Walk & Run。ユニティちゃん(Unity開発のオープンソースキャラクター) になって、世界を歩き回ったり魔法を使ったり、ほうきで空を飛んだり出来るゲーム。

 

Oculusを装着して「足踏み」することで歩き、コントローラーを使ってモノを掴むこともできました。

 

どうやって歩く動作を検知しているのか気になりましたが、頭の振動と手に持っているコントローラーの揺れで検知しているみたいです。

 

足踏みの回数とキャラクターの歩く歩数が連動していなくて、若干のモヤモヤ感は残るものの、世界を自由に歩き回ることができるのは面白かったです!

足踏みの動きとの連動精度がより高まれば、没入感さらに高まって楽しそうです!

 

 

他にもHoloLensを体験できたり、360度動画のプラットフォームサービス、VR書道など様々なVR作品がありました。

他にも知りたいという方は、下のリンクを確認してみてください。

2017年冬 JapanVR Fest.(旧OcuFes) – JapanVR Fest.(旧オキュフェス)

 

 

 

JapanVR Fest. 参加してみての感想

 

 

色んなVR作品を体験してみましたが、「VR ☓ 知覚連動」がやはり面白いですね。

実際にVRの世界観に合わせて椅子が動いたり、自分の足踏みに合わせてVRキャラクターが動いたり、コントローラーを使って手の動きとそこから生まれる振動を表現したり、自分の知覚とVRの世界で起こることが連動していることで、より没入感が高まって楽しめます。

 

VRってぶっちゃけ浸透するの?

 

 

VRも徐々に多くの人に浸透していっていますが、もっと浸透するには

① 日常的に体験できる場が増える

② 実際に体験してもらう

③ 体験をシェアしてもらって友達にも体験してもらう

④ 生活の中でVRを使う経済圏ができる

ということが大事だと思いますね。

 

①に関しては、VR PARK TOKYO東京ジョイポリスVR Center レイクタウン店VR ZONEなどの常設VR体験施設が増えてきて、各地でVR体験イベントも増えてきてますね。

「VR体験したい!」→「VR体験する」の間の障壁が小さいほどVRが日常生活に根付く可能性は高まると思います。

 

④に関しては、VRを使うことが生活に組み込まれるということ。

世界中で急速に普及して日常生活に根付いているものとして、ノートPC、スマホなどのデバイスやFacebook、Uber・Airbnbなどのサービスがあります。

これらは、それを活用して仕事をしたり、コミュニケーションを取ることができるようになったから普及しました。Facebookによって友人との連絡帳ができ、ビジネスコミュニケーション手段となり、中国の地方で移動手段でしかなかった車の運転が、Uberによってタクシー運転手としての仕事となり、Airbnbによって自分の家の空きスペースをお金に変えられるようになった。

そのようにVR(もしくはVRコンテンツ)が何か日常生活に組み込まれるようになれば一気に市場規模もデバイスも普及して人々の生活は一変するはず。

 

今はWebブラウザ上でVRを見ることができたり、スマホでVRを体験したりできるようになっていますが、既存のデバイスで簡単にVRが体験できるのも多くの人がVRを日常的に体験するためには必要ですね。

 

2007年にiPhoneが登場して、10年のうちに日常生活が大きく変わってスマホが必需品となったように、今はまだ一般には普及していないVR(もしくはAR)デバイスが一気に生活に根付いていくのが楽しみで仕方ないです。

 

 

VR作品つくってみよう

 

TwitterでVRの作品動画を見て「面白そうだなぁ。」と思っていた作品を実際に体験できたのは嬉しかったです!

動画で見るのと実際に体験するのは、興奮度が100倍違います。ほんとに。

 

自分でもVR作品創りたくなったので、創ってみます。

また創ったら報告します!

 

 

では!