ふらふら。なう

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渋谷で働くサーバーサイドエンジニアのふらふらメモ

”ひるね姫”でのVRと自動運転技術とハード技術に関して気になったこと【映画】

絶賛上映中の”ひるね姫”を観てきました。

あんまし3月中は映画とか観に行く予定なかったんですが

 

 

落合さんのこんなツイートをみて、衝動的に映画館に行ってしまいました。

 

同作で描かれていたVRと自動運転技術に関して、気になったことあったので適当に書いていきます。

 

*ネタバレしてしまう可能性大なので、まだ観ていない人は観てから読んでください

 

 

2020年東京オリンピック開催3日前という時間設定もあって、その当時の生活が描かれていて技術的に気になることが多かった作品。

取り上げられている技術の中で気になるものを挙げていきます。

 

 

VRのインターフェース(文字入力方法)

 VRのインターフェースとして、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)をかぶって空間上のキーボードに文字を打ち込んでいるような様子がありましたが、これはどうなんでしょう。

VRでは360度どこでも入力場所があるのに、PC時代のインターフェースのままで定着するのかは疑問ですね。

 HTC-viveみたいにコントローラ使うのか、手袋とかリングとかのデバイス使うのか分かりませんが、キーボード入力以外が生まれるんじゃないかなと個人的には期待しています。

 

(指輪状のコントローラを提供しているLogbar)vimeo.com

 

VRでは、考えている時に発生する神経の動きをHMDに直接読み込ませる(ソードアート・オンラインでのフルダイブ技術)みたいになるのが理想的な気がしますね。

人間をリアル空間から解き放つVRインターフェース|【Tech総研】

(↑ソリッドレイ研究所の神経の動きを読み取る技術)

 

 

コードを書かずにコンピュータ制御

 

 作品中では、タブレットに日本語入力して、ぬいぐるみやベイマックスぽい自動運転バイクをコンピュータ制御させてました。これはプログラミング言語を書かなくても機械を制御できるようになっていくということでしょうか。

 

 5年前は自分でWebサイト作ろうと思ったらコーディングしないといけなかったのが、今ではほぼコード書かずに作れたり、コード書かなくてもAIチャットサービスできるWit.aiとか出てきてること考えると、ありえそうだと思いましたね。 

 

 とはいえ、コードを書かなくても機械制御できるようにするプログラムは、日常言語では書けないでしょうから、プログラミングという行為がなくなるとは思いませんが。ハッとさせられる表現でした。

 

 

バイクの自立運転

  最後の映像のところで自立バイクの開発をしている描写があって、「すげ〜。こんなバイクあったらいいな。」と思ってましたが、調べたらもう技術的にはできてるみたいですね。


 

ホンダめちゃくちゃすごいですね。原付きで転んで痛い思いしたことあるので、自立型バイク普及してバイク事故減ることを願います。

 

 

自動運転の開発事情

 自動運転制御のオリジナルプログラムを完成させたものをオープン化していない様子が印象的でした。現実では対象的に、ハッカーのホッツさんが2015年の段階で1ヶ月で自作して、2016年10月には開発キットを公開したというニュースが話題になりましたね。

 

 

作品中では、ベイマックスのようなフォルムの自動運転車で完全無人走行(自動運転のレベル4)を実現していましたが、現実でも完全自動運転が実現されるのが待ち遠しいです。

 

 

 

近い将来技術的に実現する(もしくは一般消費者に届く)ようになりそうな技術に関して、アニメを通してワクワクできるの作品でした。